ファクタリングをわかりやすく図解で徹底解説。
そもそもファクタリングとは?

ご存知でしょうか。近年、資金を調達する方法の一つでもある【ファクタリング】が注目されています。

 

会社を経営している方なら、ファクタリングという資金の調達方法を耳にしたことがある方も多いかも。

ファクタリングはまだまだ消費者金融や融資に比べ、広く知れ渡っていないため、様々なご質問を毎日頂戴します。「負債にならない?」「えっ、借り入れじゃないの?」「借金じゃないってどういうこと?」「即日で資金調達可能?」「信用情報は見られるの?」などなど…。

 

融資よりも審査が通りやすいと評判のファクタリングサービス。ファクタリングの基本から、様々な疑問をわかりやすく解説いたします。すでに利用されている方でも、新しい発見があるかもしれません。是非このページをご活用ください。

 


 

目次:

 

ファクタリング関連の用語

 

一般的なファクタリングの種類

 

2社間・3社間のファクタリングの流れ

ファクタリング【factoring】とは

そもそもファクタリングの意味とは?

 

中小企業の経営者、個人事業主から近年注目を集めている資金調達方法、ファクタリング融資やビジネスローンと違い、調べていても聞きなれない言葉が多いでしょう。

 

ここでは、ファクタリングを調べた際によく出る用語・単語を二つほど紹介いたします。

 

 

 

ファクタリング(英:factoring)とは、factor(因子・要因)の現在分詞系の意味の反面、最近では金融経済用語の一つとしてファクタリングという単語が使われています。

 

一般的なファクタリング会社が行っているファクタリングとは、わかりやすく説明すると売掛債権の買い取りサービスです。

売掛債権という資産を売却することにより、その債権の額面内で資金化する、という資金調達方法がファクタリングです。

 

様々な説がある中、ファクタリングサービスはイギリスからアメリカに伝わり、更に日本に伝わったという背景があります。

ファクタリングは経済大国のアメリカを中心に広く世界に広がっている、一つの資金調達方法です。近年では日本でも、時間がない時の資金調達方法として知名度が上がってきています。

 

 

 

売掛債権とは、掛取引を行った際、商品やサービスを販売した際に代金を受け取れる権利・債権のことを差します。

 

商品やサービスの引き渡しを行った際、その場で支払わずに決められた期日までに支払いを行うこと、これを掛取引といいます。商品の納品から時間が経ってからの支払いのある取引です。これは与信取引とも呼ばれ、お互いに支払う・支払われるという信用のもと、行われる取引方法です。

都度決済するよりも効率的で、まとめて支払いのほうが手間もコストもかかりません。

ですが、ここで商品の受け渡しと支払い日がずれることによってタイムラグが生じ、資金繰りを圧迫してしまう、という恐れがあります。

この請求書に対する支払いの期限は、中小企業庁が取引の適正化を推進するために「下請代金支払遅延等防止法」にて制定しています。これにより、60日以内で、かつ出来る限り短い期間内に定める義務が定められています。

ただし、納品から最大60日後のお支払いになるため、ここで非常に長い期間支払いが滞ってしまいます。

そこで肝心の売掛債権ファクタリング会社に売却することにより、一時的にキャッシュフローを改善します。これにより、経営状況の安定化を図るという目的で利用されるのがファクタリングです。

安心して利用できるように、ファクタリングサービスの仕組みを次からわかりやすく解説していきます。

一般的なファクタリングの種類

日本国内で利用されているファクタリングには、様々な種類があります

ここではわかりやすく、一般的に利用されているファクタリングサービスを紹介します。

ファクタリングにも様々な種類があり、その目的によって利用するファクタリングサービスも変わってきます。現在の状況によって利用できるファクタリングサービスも変わってくるため、その種類を最初に確認しましょう。

 

→ そもそもファクタリングを利用する目的は?

 

買取ファクタリング保証ファクタリング

 

近年ファクタリングという言葉で広く知られているのは、資金調達の方法としての意味ではないでしょうか。

 

大きなカテゴリとして、ファクタリングは2種類にわかれます。資金調達としてのファクタリング利用方法。もう一つは、売掛金を確実に回収するために保険をかけるという利用方法です。

 

 

買取ファクタリング

 

一般的に利用されているファクタリングは、この買取ファクタリングあたります。これは、早期に売掛債権を現金化したい方に向けたファクタリングサービスです。

 

まだ現金化されていない売掛債権を売却して早期に資金化をします。これは借入、借金にはなりません。担保や保証人の必要もなく、金利もない。最近では一般的になり始めた資金調達の方法です。

 

融資と大きく違う点で、審査の対象先が挙げられます。ファクタリングでは申込者の経営状況、信用情報審査ではなく、売掛先の信用度で審査をします。わかりやすく例を挙げると、ファクタリング利用者の返済能力の有無ではなく、売掛先が請求書通り支払えるのかどうかに重点を置いて審査します。その点から、中小企業・個人事業主でも審査に通りやすいというメリットがあります。

 

売掛債権の売却には手数料掛け目がかかります。この手数料ファクタリング会社によって異なるため、支払いまでに余裕があるならば、複数社で見積もりを取ることをおすすめします。

 

関連記事:手数料以外に引かれる掛け目とは

 

 

買取ファクタリングは種類が多数ありますが、ここでは一般的に利用されている、3種類の買取ファクタリングを紹介します。

 

 

買取ファクタリングの中でも、一番メジャーなファクタリングになります。売掛債権をすぐに売却したい、早くに資金調達がしたい場合に広く利用されています。

 

2社間ファクタリングでは、売掛先に債権を譲渡しました、といった通知が行われません。つまり、売掛先の承諾なしで売却することが可能です。売掛先がファクタリングの取引の契約に携わることもないため、3社間ファクタリングと比べて非常にわかりやすく、簡潔な契約方法です。ファクタリング会社と経営者(利用者)の間だけで契約が締結されるため、ファクタリング会社によっては申込み日当日の資金化も可能です。

 

→ 2社間ファクタリングに特化しているファクタリング会社をお探しならこちら

 

 

 

3社間ファクタリングでは、申込み・審査の段階で売掛先に、売掛債権を譲渡をするということの通知の後、債権譲渡の承諾を売掛先から得ます。

 

そのため、その時点で必然的に取引先・売掛先にはファクタリングを利用するということが明らかになり、間に売掛先を挟むことによって、資金化までの時間も2社間ファクタリングより長くかかってしまいます

 

ですが、3社間ファクタリングにも、もちろん大きなメリットがあります。

 

一つは、2社間ファクタリングよりも手数料がずっと安いということ。

2社間ファクタリングでは売掛金の使い込みのリスクを負ったうえでの買い取りになります。ですが、3社間ファクタリングであれば、売掛先から直接ファクタリング会社への支払いがあるため、回収に関してのリスクも少なくすみます。貸し倒れのリスクが減ることから、ファクタリング会社は手数料を抑えての買い取りが可能になります。

 

さらにメリットとして、売掛金の回収義務がないということが挙げられます。

2社間ファクタリングでは売掛金は通常通り回収し、その代金をファクタリング会社に支払います。一方で、3社間のファクタリングでは売掛先から直接ファクタリング会社に支払いがあるため、期日なのに入金されない…、などといったリスクを負う必要がありません。

 

 

 

診療報酬ファクタリングは医療ファクタリングとも呼ばれ、医療報酬債権、いわゆるレセプトにあたる債権を売却し、早期に資金化するというサービスです。これは、病院・クリニック、調剤薬局や介護事業者、整骨院や接骨院などを対象したファクタリングサービスとなります。

 

流れとしては申込み後、国保・社保へ債権譲渡の通知をします。国保・社保の承諾のもと、医療機関(利用者)・ファクタリング会社・国保/社保の3社間で契約を締結。契約に従い、ファクタリング会社が資金調達の申込みをした医療機関に支払うことで、医療報酬債権を国保/社保からの支払いを待たずに資金化、という流れになります。

 

国民健康保険・全国健康保険協会・健康保険組合などから受け取る医療報酬は一般的に、請求をあげてから二ヶ月~三ヶ月程かかります。これは請求をあげたレセプトの審査が健康保険組合ごとに入るため。その審査内容によっては非常に長い期間が空いてからの支払いとなってしまう場合も。

 

診療報酬ファクタリングは新たに施設を増設したい場合や、人件費などに利用される方が目立ちます。融資審査結果を待つ期間内で資金を手元に動けるため、一時的に資金調達するには非常におすすめのファクタリングサービスです。

 

 

保証ファクタリング

 

保証ファクタリングは、資金の調達を目的としないファクタリングです。ファクタリング会社へ保証料を支払う代わりに、回収に不安のある売掛債権の保証をしてもらうというファクタリングサービスになります。

 

わかりやすく説明すると、取引先・売掛先の業績があまり芳しくない、言ってしまえば倒産のリスクが見える時や、新規の取引先が信用力が低かったなど、売掛金が全額支払われない恐れがある時に保証ファクタリングが利用されます。

 

売掛債権保証ファクタリングの契約をしておくことで、もし、取引先・売掛先から売掛金の回収ができなかった場合でも、あらかじめ保証しておいた債権額がファクタリング会社から支払われます。

 

保証ファクタリングは売掛先に通知する必要がないため、今後の取引に影響することはありません。回収に不安な売掛債権がある場合は、保証ファクタリングで債権を保証しておくことで、確実に回収できるように保険がかけられるため、最近では利用が多くなってきたファクタリングサービスです。

2社間・3社間のファクタリングの流れ

年々、ファクタリング会社は大きく増えてきています。ここでわかることは、直近で資金が必要になることが多い、緊急を要する資金調達をしなければいけない企業、個人事業主が増加傾向にある、ということです。

オッティも創業してから、様々な経営者様と面談をしてきました。年間で300件以上のお取り引きがある中、やはり2社間ファクタリングの契約が多くみられます。

 

ここでは、オッティで多く利用されている2社間ファクタリング3社間ファクタリングを図解でわかりやすく紹介します。

まとめ

近年、ファクタリングは非常に有用な資金調達方法として注目を集めています。

 

実際にオッティの利用者でも、初めて申込みをして2社間ファクタリング契約を結び、その日のうちに資金化するという方は月間の平均で半分以上を占めています。

急いで資金調達をしなければいけない状況でも、信用情報に関わる負債を負うのではなく、まずは手元にある債権を現金化することを検討してみてはどうでしょうか。

 

資金調達方法はファクタリングだけではありません。沢山ある方法の中でも、それぞれの言葉の意味や仕組みを知り、納得したうえで契約を結ぶべきだと考えます。

また、今手元にある資金や売掛金の回収までの期間などを見直すのも大切です。キャッシュフローを見直すことで、資金繰りの改善にもつながるでしょう。

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